キーワード: アートプロジェクト / 検索結果: 2件
-
Archived no. 008
REPORT
可能なことをつなぎ止めて、ともに覚悟を共有するアーティスト・ラン・レジデンス「6okken」その定例ミーティングから。
アートと学びについて、若手からその視点や考えを学ぶ連載「若者との学び」。その第一回は、ギャラリー「NEORT++」キュレーターとして活動するwaxogawa/小川楽生による、山梨県河口湖に位置する6okken[ろっけん]のレビューだ。ここでは、アーティスト(*1) 、キュレーター、編集者、インストーラー (*2)、研究者……といった表現に関わる生活者たちが、ゆるやかに覚悟を共有しながら組織を運営している。そこで数多くある問題を止血しながら、それぞれの生活と表現をどう両立させているのか、6okkenの定例ミーティングと議事録から探ってみた。そこにあったのは、時空間を超えて生を結ぶテクスト群だった。 -
Archived no. 005
REPORT
日常を慈しみ楽しむ市井のクリエイティビティ 宮田明日鹿「港まち手芸部」
宮田明日鹿のアートプロジェクト「港まち手芸部」は、近隣に住む者が集まって手芸の時間をともに過ごすことで、交流やものづくりを促す試みだ。他愛もないおしゃべりをしながら、手袋や帽子などを編んでは形にしていく。そこにあるのは、現代アートとしての技術も難解さもない、市井のクリエイティビティが静かに息づいている時間だ。